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石材加工

石の磨き方についてご説明しましょう。
加工の流れ
■旧来の石表面加工の工程(石切電動機械の登場前)
(1)荒石
(2)コブ取り
(3)ノミ切り
(4)ビシャン(バーナー)
(5)小叩
(6)荒磨き
(7)水磨き
(8)本磨き
■現代の石表面加工の工程Aパターン(石切電動機械の登場後)
(1)荒石(ガングソー)
(5)キカイ挽仕上げ(ビシャン・バーナー・小叩)
(6)荒磨き
(7)水磨き
(8)本磨き
■現代の石表面加工の工程Bパターン(石切電動機械の登場後)
(1)荒石(丸のこ裁断機)
(7)水磨き(ビシャン・バーナー・小叩)
(8)本磨き
表面仕上げの種類
  • 本磨き・・・つやあり
  • 磨きを最高にかけ、表面に水分やごみが付着しにくいため、耐久性がある。
    墓石、記念碑、建築石材に使用される。

  • 水磨き・・・つやなし(つや消し)
  • 丸のこ裁断機によって*ダイヤカット注3*サンダー仕上げ注4され、
    つやが出る前の状態で、本磨きについで耐久性がある。

  • ノミ切り加工
  • *荒コブ取り注5からノミで山をはつり取る。
    またはキカイ挽仕上げ*工程注6から戻ってノミで荒く仕上げるもの。

  • 小叩(両刃工具による)
  • ビシャン叩の表面を両刃という工具で2mm間隔で平行線で叩いていくもの。

  • ビシャン叩(ハンマー工具による)
  • ノミ切り面を金属製のビシャンで小山を叩いて平面にする。
    または水磨き状態のすべりやすい表面を叩いて荒面にしたもの。

  • バーナー仕上げ(ジェットバーナーによる)
  • 花崗岩の石英、長石、雲母は熱膨張率が違うので、バーナーの高熱で結晶が飛び、表面が波型にすべりにくくなる。

  • キカイ挽仕上げ(*ガングソー注7挽仕上げ)・・・ダイヤカット仕上げ
  • 大のこ切断機で切断したままで、軟質部と硬質部が山形となって残るため、すべりにくい。

注1: 採石場から切り出して、小割りにした原石の状態。
注2: 山形部分をはつり落とした後、ノミで表面を平たく削ったもの。
注3: ダイヤモンドをちりばめた回転刃によって切断した面。
注4: 仕上げ磨きやつや出しのための電動研磨機。
注5: 切り出して小割にした原石の大きな山形部分をはつり落とした状態。
注6: 上記「加工の流れ」参照。
注7: 大鋸切断機で切断することで、石の軟硬によって山形断面となるため、
平行模様の平面に仕上がる。

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(有)セービングでは、"石と人とのいい関係"を合言葉に皆様によりよい商品をお届けしてまいります。
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